高校受験。「全日制、定時制、通信制」とは?

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頑張る中学生を応援するかめきち先生です。

今回は
高校にある3つの区分
「全日制」「定時制」「通信制」について
お話をしていきます。

この3つの区分は
学習を行う時間や場所など
学習スタイルの違いによる
分け方になります。

それぞれの違いや特徴を
正しく理解して、
学校の選択を行うように
していってください。

それでは1つ1つ
学習スタイルの違いについて
見ていきましょう。

 

全日制とは

「全日制」は
標準的には毎日朝に登校して
日中は授業を受けて、
授業の後はクラブ活動(部活)を
行ったりします。

授業のほかに
特別活動といって
クラブ活動(部活)のほかにも
行事やホームルームなども行います。

授業は
通常1日6時限(1時限は50分)行い、
3年間で卒業となります。

「全日制」は
全国の高校で1番多く採用されています。

定時制とは

「定時制」は
「全日制」よりも短い時間帯で
学校に通います。

一般的には
午後5時半ころに登校して
午後9時頃まで授業を受けて、
そのあと少しクラブ活動などを行って
下校するという形になります。

学校によっては
「部制」というものを採用していて、
授業時間が午前・午後・夜と
時間帯によって3部などに分けられているので、
日中に学校に通うこともできます。
※「部制」の場合は
どれか1つの時間帯の部に
所属することになります。

「全日制」よりも
1日に受ける授業の数が少ないので
4年間で卒業というのが
一般的です。

「部制」を採用している学校では
自分が所属している以外の「部」の
授業を受けることで、
3年間で卒業することもできます。

授業は
通常1日4時限(1時限は45~50分)
行います。

「定時制」は
公立高校で採用されていること多いですが、
私立高校で行っているところもあります。

通信制とは

「通信制」は
基本的には学校へ通学せずに
自宅で学習を進めていく
という形になります。

自宅で学習を行い、
「レポート(報告課題)」
「スクーリング(面接指導)」
「テスト」
によって卒業するために必要な「単位」を
取得していく
ということになっています。

レポート

「レポート(報告課題)」は
学校から出された課題に取組んで
毎月提出するといものになります。

提出した課題は
先生が添削を行い、
返却してくれます。

学校によって異なりますが、
毎月5~7通など
レポートの提出が求められます。

スクーリング

「スクーリング(面接指導)」は
決められた日に学校に通うというもので、
その日は先生の授業を直接受ける
ということになります。

通う頻度は学校により異なりますが、
月に数回や
1週間に5日や2日など
色々な通い方を認めている学校が
多くなっています。

テスト

「テスト」は
決められた回数のレポートや
スクーリングを行うと、
受けることができます。

この「テスト」に合格すると
卒業するために必要な「単位」を
取得することができます。

単位

「単位」とは
受ける教科ごとに4単位など
単位数が決められていて、
取得した合計の単位数が
卒業の条件として求められる単位数を
超えれば卒業が認めれます。

「通信制」の卒業条件としては、
3年間以上学校に在籍して
74単位以上取得する
ということが要件になっています。

カリキュラムは
学校側で3年間で卒業できるものを
提示してくれたりするので、
あまり難しく考えなくて
大丈夫です。

便利なサイト

「全日制」「定時制」「通信制」別に
全国にある高校を
検索できるサイトがあるので、
参考にしてみて下さい。

また、
検索した各学校のホームページにも
飛べるようになっているので、
入試要項の確認や資料請求を行う際に
活用してください。
※リンク先の下側「日本の高校案内」の
「教育課程別」から
検索できるようになっています。
↓↓↓
ナレッジステーション 日本の高校

「通信制」の高校を
エリアや特徴から検索して、
まとめて資料請求できるサイトもあるので
活用してください。
↓↓↓


まとめ

1.「全日制」は、
通常日中授業を受けて
そのあとクラブ活動などを
行うというものになります。
高校で一番多く採用されている
学習スタイルになります。

2.「定時制」は、
夜間などの時間帯に授業を受けて
そのあとクラブ活動などを
行うというものになります。
「部制」というものを
採用している学校もあり、
日中に学校に通うことが
可能なところもあります。

3.「通信制」は、自宅での学習を基本として
「レポート(報告課題)」
「スクーリング(面接指導)」
「テスト」
によって、
卒業に必要な「単位」を
取得していくという
学習スタイルになります。

 

頑張った分はかならず自分の力になっていますよ。

頑張る中学生をかめきち先生は応援しています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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