頑張る中学生を応援するかめきち先生です。
中学3年生の君、
模擬テストを受けたことはありますか?
夏に集中して勉強するから、
夏が終わってからでいいよ。
いやいや、
早い時期から
毎月1回受けてみるなど、
模擬テストはコンスタントに
受け続けるべきです。
なぜなら、
模擬テストを
受け続けることによって、
君にとって4つのよいことが
ありますよ!
1つ目は、
自分の今の力を知ることができる、
ということです。
模擬テストを受けると、
後日、テスト結果をまとめた
成績表が返却されます。
この成績表には
今の自分の実力を知るための
色々な情報が載っています。
模擬テストを主催する団体によって
細かな情報は違うけれども、
自分の点数のほかに
大体は次のような情報が載っています。
「各科目の平均点」
「受験者全員の中の自分の順位」
「自分の偏差値」
「志望校の合否判定」
「今回の成績を基準にした場合の
合格圏内の高校」
「出題された問題の分析表」
「間違った問題を解くためのアドバイス」
とくに、
「志望校の合否判定」では、
過去に行われた模擬試験の
受験者データなどから、
今の自分の実力で
志望校の合格確率が
どれくらいなのかを、
知ることができます。
今の自分の力が
志望校合格に
足りているのか、足りていないのか、
知ることができるんですよ。
また、
今の自分の実力で
合格できる高校についても
具体的に知ることができます。
高校の名前まで、示してもらえますよ。
受験期が近いのであれば、
志望校を決める際の参考にもなります。
これらのように、
模擬試験を受験すると、
現時点での自分のレベルを
データの裏付けをもって
知ることができます。
そして、
ここからが大事ですが、
今の自分のレベルを知ることができれば、
効率的に今後の勉強方針を
決めることができます。
例えば
志望校までもう少しで合格圏内という場合は、
苦手分野に重点をおいて
勉強に取り組むべきだし、
まだ合格圏内まで遠い場合は、
基礎をしっかりと
勉強しなければなりません。
模擬試験の結果を受けての
今後の具体的な勉強方針については、
自分だけで判断するのではなく、
塾の先生や家庭教師など
受験について知識ある人の
アドバイスを必ず受けてください。
塾の先生や家庭教師は、
志望校合格までに何が必要か
見えているはずですから、
専門的な知識のある人から
必ずアドバイスを受けるように
してくださいね!
2つ目は、
自分の得意分野や苦手分野が分かる、
ということです。
先ほど述べたように、
模擬試験を受験すると、
のちに成績表が返却されます。
その成績表の中には、
「出題された問題の分析表」
「間違った問題を解くためのアドバイス」など
が載っています。
「分析表」には、
設問の内容と
自分ができたか、できないか、
他の受験者の正答率など
の情報が載っています。
例えば数学であれば、
大問4の小問1 三角形の相似の証明(設問の内容)、
自分の解答 正(間違っていれば誤)、
全体の正答率 60%、
というような情報が記載されます。
「分析表」から、
設問の内容の正誤を確認して、
自分が得意な分野、不得意な分野を
確認することができます。
自分の不得意な分野を把握できれば、
その分野を重点的に勉強し、
弱点を克服することができます。
また、全体の正答率が80%なのに
問題が分からなくて
解けない設問があるとすれば、
その分野の力を
今後伸ばしていく必要があります。
不得意な分野についての
勉強方針についても、
自分だけで判断するのではなく、
受験について知識ある塾の先生や
家庭教師のアドバイスを
必ず受けてくださいね。
模擬試験の結果から、
得意分野と苦手分野を知って
弱点を克服していきましょう!
3つ目は、
継続して
模擬試験を受けることによって、
自分のレベルの移り変わりを
確認することができる、
ということです。
継続して
模擬試験を受けることによって、
各科目の点数や
偏差値の移り変わりから、
自分の成長を確認することができます。
毎日、やり方を間違えずに
志望校という目標に向かって
勉強を頑張っていると、
模擬試験のテスト結果に
成果が表れてきます。
具体的には、
点数がUPして
偏差値や総合順位も上がってきます。
自分の頑張ってきたことが
成果となって形として表れてくると、
さらにモチベーション(やる気)が
湧いてきて、
もっと勉強に自分から取り組めるように
なってきます。
(「本当かな?」と思う君は、
実際に成果を出して
体験してみてください。)
また、
頑張って勉強しているのに
模擬試験の結果として
成果が表れてこない場合は、
成果が出てくるまで
もう少し時間がかかるのか、
それとも
勉強のやり方自体に
問題があるのか、
原因をはっきりさせる必要があります。
その場合は
自分で判断するのではなく、
家庭教師や塾の先生に
原因を聞いてみましょう。
なぜ成果として
結果が出なのか、
納得する理由が聞けるまで
質問してみましょう。
勉強を続けているのに、
模擬試験の結果が
一時的ではなく、
継続して落ちている場合は、
明らかに
勉強のやり方が間違っています。
家庭教師や塾の先生の
指導通りに勉強して、
そのような結果であれば、
自分に合った勉強方法を指導してくれる
塾や家庭教師に変更するべきです。
4つ目は、
大勢の人間が受験する
テストの雰囲気に慣れることができる、
ということです。
高校受験の本番は、
大勢の生徒が
試験を受けにやってきます。
やり直しのきかない一発勝負のため、
緊張感がただよい、
独特の雰囲気があります。
誰でも緊張はするのだけれども、
試験の雰囲気に
ある程度慣れていないと、
この雰囲気にのまれて
自分の実力が発揮できない、
ということもあり得ます。
試験が始まり、
周りの鉛筆や紙をめくる音が
気になって、
自分より先の問題を
次々に解く生徒がいると
焦ってしまいます。
緊張していることも加わって
試験に集中できなくなり、
そのまま終了なんてことに
なってしまいます。
周囲のことは気にせずに、
目の前の問題に取り組むことに
集中すればよいのだけれども、
試験に慣れていないと
なかなかできないものです。
周りに惑わされずに
自分のペースで試験に取組み、
実力を十分発揮できるように、
模擬試験を受けて
試験の雰囲気にあらかじめ
慣れておきましょう!
模擬試験を受けることよって得られる
メリットをまとめます。
自分の今の実力を知ることができる。
自分の得意分野、苦手分野を
知ることができる。
継続して受けることによって、
自分のレベルの移り変わりを
確認することができる。
受験本番の試験の雰囲気に
あらかじめ慣れることができる。
あなたなら、絶対にやれますよ!
頑張る中学生をかめきち先生は応援しています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。