中学3年生のスケジュール。進路説明会、三者面談、入試説明会。

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頑張る中学生を応援するかめきち先生です。

中学3年生になり、
いよいよ受験学年となりました。

学校の勉強や部活で
忙しいかもしれないけれども、
高校受験にむけて
中学3年生は受験勉強以外にも
やらなければならないことが
色々とあります。

「そんなことがあったなんて
知らなかった。」
ということにならないように、
おおまかにですが
中学3年生の年間スケジュールを
まとめてみましたので
参考にしてみて下さい。

高校受験までの年間スケジュール

中学3年生のスケジュールは
高校受験まで上記のような流れで
進んでいきます。

5月頃に保護者向けに
中学校で「進路説明会」が行われ、
そのあと7月頃に
本人と保護者、中学校の先生の間で
1回目の「三者面談」が行われます。

ここで進路や成績について
話を行います。

そのあと夏休みに入りますが、
夏休み期間中に多くの高校で
「体験入学」などを実施しているので、
興味のある高校にいくつか出かけて
模擬授業などを経験してみます。

夏休み後の9月ごろからは、
高校側で「入試説明会」が本格化するので
志望する高校の説明会には
必ず参加するようにします。

12月頃には中学校で
2回目の「三者面談」が行われて、
最終的な受験校を決めます。

その後
受験校に出願を行い、
1月下旬頃から
受験本番に臨むという流れになります。

それでは
大事なイベントについて
少し説明を行っていきます。

進路説明会

5月頃になると
中学校で「進路説明会」というものが
行われます。

保護者を対象にした説明会で、
内容は
その中学校の前年度の卒業生が
どの高校にどれくらいの人数が進学したのか
ということや、
中学校のエリアから通える範囲の
公立高校・私立高校の情報、
内申点の計算方法、
高校選択の際の注意点など
進路に関するいろいろな情報の提供を
行ってくれます。

卒業生の進路先を
知ることができるので、
生徒は自分の進路先について
具体的にイメージしやすくなると思います。

進路先と成績の関係については
説明会の場では
話がないことが多いので、
必要な成績の情報などについては
あとで個別に先生に質問するのが
よいと思います。

また
塾に通っているのであれば、
塾はそのエリア周辺の高校について
合格するためのノウハウを
持っていることが多いので、
興味のある高校の偏差値や
学習をどのように進めていけばよいかなど
色々と質問してみるとよいです。

「進路説明会」の情報をもとに
進路先について
情報収集を本格的に行っていきましょう。

三者面談

生徒と保護者、中学校の先生との間で
進路について話し合いを行う「三者面談」が、
夏休み前に1回、
11月から12月頃にかけて1回
行われます。

2回目の「三者面談」のときには、
最終的な受験校を
決定することになります。

1回目の「三者面談」に臨むときに
特に注意してほしいことがあります。

それは
事前準備をできるだけ
行っておくということです。

進学を希望する候補の学校が
いくつか決まっているのが望ましいですが、
そうでない場合は
「大学進学へ向いていてる学校へ進みたい」や
「高校でこのような専門的な勉強がしたい」など
本人が高校進学について
どのように考えているのか、
どのあたりの高校へ進みたいのか
考えを固めておくべきです。

また、
公立高校を志望するのか
私立高校を志望するのか
単願推薦を希望するのか
併願でいくのかなど、
事前に本人と保護者で話し合いをして
その時点でできるところまででよいので
家庭の方針を固めて
それを先生に伝えるようにします。
※この時点では、
もちろん仮決めでかまいません。

生徒側の進路の方針が
ある程度ハッキリとしていれば、
先生もそれに対して
「そのあたりの高校を希望するのであれば
もう少し成績を上げなければいけない」
「ほかにも希望にあった高校に
こういうところがあります」
というように、
具体的なアドバイスや話を
することができるので
生徒は「自分は今後何をすればよいのか」
「自分に必要なものは何なのか」、
ハッキリと認識できるようになります。

こちら側の考えを固めずに
「三者面談」に臨んでしまうと、
進路の方針を決めるくらいのところで
話が終わってしまう可能性があります。
※先生に対して
「どこの高校がよいでしょう」
と丸投げするのはよくないです。

「三者面談」の場を
より有意義なものにするためにも、
家庭の方針をできる限り固めて
臨むようにしてください。

体験入学・オープンスクール

夏休みに入ると多くの高校で
「体験入学」や「オープンスクール」が
開催されます。

内容は
・模擬授業の体験
・学校、入試制度の説明
・キャンパス内の見学
・クラブ活動の見学 など

といったものが多いです。

興味のある高校のものは
積極的に参加するようにしましょう。

実際に体験することで
入学後のスクールライフを
具体的にイメージできるようになるので、
勉強のモチベーションも高まります。

また、
在校生の先輩に
直接話を聞ける場合もあるので、
気になることや知りたいことがあれば
どんどん質問してみましょう。

その高校に在籍している生徒の目線から
さまざまな感想を聞けると思いますよ。

入試説明会・個別相談会

夏休みが明けると
受験生と保護者を対象にした
各高校の入試説明会が
本格化してきます。

志望校の説明会には
必ず参加するようにします。

内容は、
・教育理念など学校の紹介
・卒業生の進路先(大学合格実績など)
・入試要項について
・推薦基準や優遇制度について
・入試問題の傾向の説明 など

といったものになります。

特に私立高校の説明会は
学校によりますが、
受験の際に
説明会に参加しているということが
プラスに考慮されることがあるので、
必ず参加するようにします。

また、
学校により
「入試説明会」のあとに
「個別相談会」を実施する場合があります。

「個別相談会」では、
「自分の今の成績で推薦が取れるのか、
併願を受けることができるのか」
ということを
直接高校の先生に聞くことができます。

高校側の基準に照らし合わせて
高校の先生が判断をしてくれるので、
「通知表のコピー」
必ず持っていくようにします。

多少成績が足りないかったとしても、
英検準2級などを持っていたり
生徒会や部活を頑張っていたりすると、
考慮してくれることもあるので、
直接高校の先生に相談してみましょう。
※英検の合格証書や
部活の成績を示すものなど、
自分をアピールできるものがあれば
持っていきましょう。

相談した内容は
基本的には高校側で
記録に残してくれるので、
「そのような話はしていない」
ということには
ならないので大丈夫です。

また、
学校によって
4月などの早い時期から
「学校説明会(入試要項などの詳しい説明はない)」や
「見学会」を
実施しているところも多いので、
ホームーページなどでチェックして
興味のある高校のものは
参加していきましょう。

※このページでは
「学校説明会」と「入試説明会」を
別のものとしていますが、
学校によっては
「学校説明会」=「入試説明会」
としている場合も多くあります。
説明会で何を行うのか
ホームページに掲載しているところが多いので、
事前にチェックするようにしてください。

大きなイベント会場に
多くの高校が集まって行われる
「合同説明会」も早い時期から開催されています。

「合同説明会」に参加すると
たくさんの学校を
一度に知ることができ、
効率よく色々な学校の説明を
聞くことができます。

興味のある高校が多くある場合や
まだ志望する高校が特に決まっていない
という場合は、
参加してみるとよいです。

「合同説明会」で興味を持った高校は、
あとで直接その学校で開催される
「学校説明会」や「入試説明会」などに
参加するようにしましょう。

「合同説明会」の情報については、
インターネットで
「高校 合同説明会」などのワードで検索すると
開催場所や日時などの情報が出てきます。

その他のイベント

時期により
高校で「体育祭」や「文化祭」が開催されます。

「体育祭」や「文化祭」は
どのような生徒がいるのか
学校の雰囲気はどうなのか
ということなどを
知るには絶好の機会です。

学校によっては「文化祭」の時に
「受験ブース」を設けて、
進学の相談にのってくれるところも
あったりします。

「体育祭」や「文化祭」にも
積極的に参加していきましょう。

また、
イベント以外でも
自分の興味のある学校に直接連絡をして
「学校内を見学させてほしい」と
頼んでみるのもよいと思います。

学校によっては
「「学校説明会」や「見学会」の時に来てください。」
と言われるかもしれませんが、
OKの場合は
普段(普通の日)の学校や生徒の雰囲気を
知ることができ、
とても参考になると思います。

直接連絡を取るのは
少し怖いかもしれませんが、
自分の高校に興味を持ってくれる生徒に対して
高校側は
とてもていねいに対応してくれると思いますよ。

 

3年生の大事なイベントと
その開催時期をしっかりと頭に入れて、
目標の進路に向けてやるべきことに集中して
取り組んでいきましょう!

頑張る中学生をかめきち先生は応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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