頑張る中学生を応援するかめきち先生です。
中学3年生の君、
高校受験に向けて
勉強頑張ってますか?
今回は、
高校受験の本番で
数学の試験を受ける際に、
特に注意してもらいたい点について
述べようと思います。
受験本番、
数学の試験を受ける際に
絶対にやってはいけないこと、
それは、
時間が足りなくなって
解ける問題に取り組めずに
点数を落としてしまう、
ということです。
高校受験は1発勝負です。
試験が終わって
問題を見直したとときに、
「あの問題は解けたのに。」
と思っても、あとの祭りです。
受験本番は、
多くの同レベルの学力の生徒が
同じ試験で競争して勝ち抜く
戦いです。
1問の出来不出来で、
合格と不合格の運命が
分かれてしまうことは
よくあることです。
では、
どうやって
試験中に解ける問題を見極め、
取りこぼさずに
取組むことができるのか?
ここでは、
かめきち先生イチオシの方法を
披露します。
ただし、
受験本番でいきなり
この方法を実践するのはNGです。
模擬試験などで練習をして、
やり方に慣れた状態で
本番に臨むようにしてください。
それでは、イチオシ方法の説明です。
例えば、
受験問題が
次のような構成であるとします。
大問1 (1)から(10)
計算問題、基礎的な文章題や図形の問題
大問2 (1)から(3)
1次関数と2次関数の複合問題
大問3 (1)から(3)
平面図形の問題
大問4 (1)から(3)
空間図形の問題
試験が始まったら、
まず大問1の(1)から(10)は、
順番に解いていきます。
計算問題などの
基礎を重視した小問題群は
最初に出題されることが多く、
ここでは点数を落とさないよう
計算ミスや文章の読み間違いなどに
気を付けながら、
順に解いていきます。
大問1は満点を目指します。
ただし、少し考えて分からない問題は
飛ばして次の問題を解くように
してください。
大問2から大問4については、
順番に取り組んでもよいですし、
自分の得意とする分野の大問から
取り組むのもよいです。
ここでは、
順番に解いていく場合について、
話をします。
大問2の
1次関数と2次関数の複合問題に
取り組む際、
小問(1)から(3)までのうち
(1)と(2)は、
基礎的な知識があれば
解けるレベルの問題であることが、
多いです。
大問2の
(1)から(3)までの問題文に
さっと先に目を通し、
1次関数と2次関数についての
問題文をよく読みます。
分かる情報は
全て問題用紙の図に書き入れて
いきます。
例えば、
1次関数の切片や、
1次関数や2次関数の式の情報、
交点の座標などです。
ここまで準備できたら、
(1)から順に取り組んでいきます。
図に必要な情報を書き入れることが
できていれば、
(1)と(2)の問題は、
基礎的な知識で対応できる場合が
ほとんどです。
ただし、
2分ほど考えても
分からない場合は、
飛ばして次の問題に
取り組みましょう。
(1)と(2)を解き終わったら
(3)に取り組みますが、
(3)は応用問題である場合が
多いです。
(3)に取り組むときは、
2分ほど考えて分からなければ、
飛ばして次の問題(大問3)に
移りましょう。
また、問題文を読んでみて
「難しそうだな」という
感触であれば、
すぐに次の問題に移ってしまって
構いません。
「もう少し考えたら
解けるかもしれないのに、
もったいないなぁ。」
と思うかもしれないけれども、
分かる問題から取り組んで
1点でも多く得点することが、
最優先です!
(3)の応用問題は、
1通り全ての基礎的な問題に
取り組み終わってから、
また戻ってきて考えれば
いいんですよ。
大問3と大問4についても、
大問2と同じように
取り組んでいきます。
まずは、
基礎的な問題に取り組み
得点を重ね、
応用問題は少し考えて
時間がかかりそうであれば、
あとからチャレンジするように
しましょう!
繰り返しになりますが、
分かる問題に
優先的に取り組んで
1点でも多く得点することが
非常に重要です。
そのことを
常に頭の片隅に入れて、
試験に望みましょう!
また、
試験に臨む前の準備として、
あらかじめ
受験校の過去問に取り組んで、
出題傾向をよく知っておく、
ということも非常に重要です。
しっかりと
出題分野の傾向や
問題の難易度の傾向を
把握した上で、
試験本番に望むように
しましょう!
それでは最後に、
試験中に解ける問題を見極め、
取りこぼさずに
取組むための方法をまとめます。
1.最初に出題されることの多い
計算問題など基礎を重視した小問題群は、
順番に取組み、満点を目指す
2.分野別の大問は、
小問(1)や(2)など
小問の中盤くらいまでの基礎問題には、
しっかりと取り組む
3.分野別の大問の小問(3)など、
後半に出題されることの多い
応用問題は、
少し考えて分からなければ
飛ばして次の問題に取り組む
4.難しい問題を解くことが
目的ではなく、
1点でも多く得点することが
最優先であるということを、
常に意識する
目標に向かって頑張っているあなたなら
絶対にやれますよ!
頑張る中学生をかめきち先生は応援しています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。