高校受験、定期テスト。テストのとき、「見直し」してますか?

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頑張る中学生を応援するかめきち先生です。

今回は
定期テストや模擬試験を受けるときに、
必ず実施してほしい
「見直し」について
お話をしていきます。

「見直し」を
しっかりと実施するかしないかで、
成績が「3」になったり
「4」になったり、
高校受験のときには
合否の分かれ目の
大きな要因になったりすることも
あります。

それくらい
「見直し」は
とても重要なことなのです。

「見直し」は
どの教科のテストにおいても
とても大切なことですが、
特に
うっかりミスや
ケアレスミスのおきやすい
数学においては
必ず実施するべきものです。

今回は
この「見直し」が
どれだけ大切な行為であるのか
ということと、
「見直し」のやり方について
お話をしていきます。

なぜ「見直し」を行った方がよいのか?

「「見直し」を行えば
ケアレスミスを防げるからでしょ?」

確かにその通りです。

ケアレスミスや
勘違いなどのうっかりミスを防いで、
失点をなくすというのが
「見直し」の目的です。

ただ
この「見直し」は
思っている以上に
とても大切な行為であるということを
意識してもらいたいと思います。

中間や期末の
定期テストが手元に戻ってきて、

「あっ、
この問題は解けたのに
勘違いしていた。」

「やり方はあっているけど、
計算ミスしてしまった。」

「でも
本当は解ける力を
持っているのだから
まあ、いいか。」

このように思ったことが
何度か
あるのではないでしょうか?

確かに
本当は解ける力を
もっているのだから、
実力があるのは事実です。

でも
中間や期末の
定期テストの結果というのは、
みんなが平等の条件の中で
テストを受けて
得点をしたものです。

例え本当の実力が
もっとあったとしても、
その時のテストで取った点数が
生徒の実力とみなされて、
成績がつけられることになります。

ここで
強く意識してもらいたいのが、
生徒の本当の実力が考りょされて
成績がつくのではなく、
「テストの点数=生徒の実力」とみなされて
成績がつけられるということです。
※正確には、成績がつけられるときには
授業態度や提出物なども考りょされます。

ということは
自分の本当の実力を示すためには、
「テストの点数=生徒の本当の実力
(ケアレスミスやうっかりミスが
ない状況)」
となるように
していかなければならない
のです。

そして
もう1つ強く意識してほしいのが、
テストの回数は限られていて
やり直しはきかない
ということです。

テストが何度も実施されて、
実力が出せなかった分を
取り戻すチャンスが
たくさんあればいいですが、
実際は
中間テストや期末テスト、
学年末テストと
限られた少ない回数でしか
テストは実施されません。

その限られたテストの中で
しっかりと自分の実力を
示すことができないと、
自分の思い描いている
成績をとることは
難しくなります。

これが
高校受験の場合になると、
やり直しのきかない
1回勝負の試験になります。

自分の持っている実力を
すべて点数という形にして
出すことができないと、
勝負を勝ち抜くことが
とても難しくなります。

限られた回数のテストの中で、
自分の本当の実力を
点数として示すために、
ケアレスミスやうっかりミスは
最大限起こしてしまわないように
注意しなければならないのです。

そして
そのケアレスミスやうっかりミスを
防いでくれるのが
「見直し」なのです。

 

「見直し」は
自分の本当の実力を
テストの点数に反映させるための
とても大切な行為なのです。

どのように「見直し」を行えばよいのか?

それでは
計算などのケアレスミスを
起こしてしまいがちな
数学の場合、
どのように「見直し」を行えば
よいのでしょうか?

すでに
自分なりの「見直し」の
やり方ができていて、
点数でしっかりと
結果が出すことが
できているのであれば
それでよいと思います。

もし
「見直し」のやり方が
よく分からない
というのであれば、
次のやり方を試してみて下さい。

①問題を解きながら
もう一度「見直し」を
行った方がよいと思う問題に、
○印をつけておく

②試験終了10分前になったら
問題を解いている途中でも、
○印をつけた問題の
「見直し」を行う。
(○印をつけた問題が
多い場合は、
試験終了15分前から行う。)

③「見直し」は
時間のかからなそうな問題から
行っていく。

④-1 ○印をつけた問題で
特に自信のないものは、
もう一度初めからしっかりと
解き直す。

④-2 解き方は分かっていて
計算のあやしいものは、
計算をもう一度
しっかりと行う。

④-3 時間があまりない場合は、
計算の途中式のチェックを
行う。
※そのためにも、
途中式を問題用紙に
しっかりと書くようにしましょう。

④「見直し」が終わったら
問題の続きに戻る。

以上が
かめきち先生がオススメする
「見直し」のやり方になりますが、
いきなり本番のテストで
これをやろうと思っても
なかなか難しいと思います。

テストの
残りの時間を見ながら、
「見直し」をどこまでやるのか
判断しなければならないので、
最初は時間の使い方が
上手くできなくて、
取り組める問題が減ってしまい
逆に点数を落としてしまう
可能性があります。

模擬テストを受けたり
過去問を解く機会を
多く作って、
「見直し」の練習も
行うようにしてください。

やり方に慣れてくれば、
残りの時間をみながら
「もう一度解き直した方が
いいのか」
「途中式のチェックだけで
いいのか」
などの判断がすぐに
できるようになるので、
「見直し」を
あまり時間をかけずに
行えるようになってきます。

また、
テストの問題を
一通り解き終わって
時間があまったからといって、
寝てしまうということは
しないようにしてくださいね。

その時のテストは
やり直しのきかない
1度きりのものです。

時間をフルに活用して
「見直し」を
きちっと行って、
点数のとりこぼしのないように
してください。

最後に、
「見直し」は
数学だけではなく
他のすべての教科でも
自分の実力を
点数にしっかりと
反映させるための
とても重要な行為になるので、
必ず行うようにしてください。

まとめ

「見直し」の大切さについて
まとめます。

1.「見直し」は
ケアレスミスや
うっかりミスを防ぎ、
自分の本当の実力を
点数に反映させるための
とても重要な行為です。

2.その時のテストは
やり直しのきかない
1度きりのもの。
そこで取った点数をもとに
実力が判断されて、
成績をつけられたり
してしまいます。

3.「見直し」にも
やり方があり、
模擬テストや過去問などに
取り組む機会を多く作って、
「見直し」の練習も
行っておくこと。

4.全教科のテストで
「見直し」は
必ず行うこと。

頑張ってきた成果を
全て点数という形にして
外に出さないと
もったいないです。

あなたならやれますよ!

頑張る中学生をかめきち先生は応援しています。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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